英語育児に興味はあるけど、何から始めればいいのか分からない…そんなとき、頼れるのがYouTubeの英語チャンネル。
うちでも0歳の頃から、絵本と並行して動画を見せるようにしてきました。
もちろん、ずっと見せっぱなしにはしないけれど、タイミングをうまく使えば心強い味方になります。
今回は、0~3歳くらいの小さな子どもが楽しめて、しかも英語耳が育つような神チャンネルを紹介します。
実際に使ってみた感想やちょっとした工夫も一緒にシェアしていくので、気軽に読み進めてみてください。
英語育児にYouTubeを取り入れるメリット
英語の絵本だけでは物足りないと感じることもあります。
そんなとき、映像と音でダイレクトにインプットできるYouTubeはとても便利です。
音と動きで自然と覚えていく
子どもって、耳から入ってくる音と映像のセットに本当に敏感なんですよね。
うちの子も、動画の中でキャラクターがジャンプしながら「jump!」と言っているのを何回も見ていたら、ある日突然、飛び跳ねながら同じように声を出すようになって驚きました。
意味を教えていないのに、自然と理解している感じ。
その姿を見て、動画の力ってすごいなと実感したことを覚えています。
母語と一緒に「英語もある」が普通になる
英語を“勉強”として教えるよりも、生活の中に溶け込ませたほうが身につきやすいのは確かです。
おやつの時間や着替えのあと、少しだけ動画を流しておく。
それだけでも、英語が身近な存在になっていくように感じます。
うちは「朝起きたらまず10分だけ英語動画」という流れを作ったことで、自然とルーティンになりました。
こうすると親のほうも習慣にしやすくて、ストレスが少ないです。
大人の発音を気にしなくていい安心感
英語の絵本を読むとき、発音に自信がなくて戸惑うこともありますよね。
自分もそうでした。でも動画なら、正しい発音でテンポよく話してくれるので、安心して見せられます。
子どもにとっても、いろんな声やイントネーションにふれるチャンスになるので、音の感覚が豊かになっていく感じがしました。
0~3歳におすすめのYouTube英語チャンネル
あくまでうちの体験をベースにしていますが、繰り返し見たくなる、リズムに乗りやすい、飽きにくい、という視点で選んでいます。
Cocomelon
おなじみの英語ソングを、かわいらしいアニメとともに楽しめるチャンネルです。
正直、最初はちょっと派手すぎるかな?と思ったのですが、何回か見るうちに子どもがドはまり。
気がつけば、口ずさむようになっていました。
うちでは「Bath Song」や「Yes Yes Vegetables Song」などを特によく流していて、歌いながらお風呂に入るようになったのが面白かったです。
生活習慣に関連づけて英語を覚えられるのが魅力だと感じます。
Super Simple Songs
ゆっくりで聞き取りやすい歌と、ほんわかしたキャラクターが特徴的なチャンネルです。
テンポが落ち着いているので、0~1歳くらいの子にもぴったりだと思います。
個人的には「Twinkle Twinkle Little Star」のアニメーションがとても好きで、見ているだけで癒されます。
寝る前に流していた時期もありました。
絵本の延長のように楽しめるのがいいなと感じます。
Bounce Patrol
オーストラリア発のチャンネルで、元気いっぱいの大人たちが歌って踊るスタイルです。
最初はちょっとテンション高すぎる?と思ったのですが、見ていくうちにそのパワーに引き込まれました。
ABCソングや色の名前を覚える歌など、繰り返しが多くて耳に残りやすいのも特徴です。
一緒に体を動かしながら見ていると、英語に対して前向きな印象が自然と育っていく気がします。
Super Simple Songs
英語育児を始めたころ、最初に見せたのがこのチャンネルでした。
いわゆる“ザ・おうた系”なんですが、リズムがゆっくりで、アニメの絵もほんわかしていて安心感があります。
特に「Twinkle Twinkle Little Star」や「Bingo」なんかは、何度もリピートしていたら自然と口ずさむようになって、歌をきっかけに英語にふれるという流れができていきました。
歌だけじゃなくて手遊びもセットになっているものも多いので、朝の支度中や寝る前にちょっとだけ流すだけでも、かなり良い時間になります。
気がついたら自分のほうがメロディを覚えてしまっていた、なんてこともありました。
Cocomelon – Nursery Rhymes
正直、初めて見たときは映像が派手すぎるかな?と思ったんですが、子どもの目にはとても引き込まれるようです。
テンポもやや早めなんですが、同じ単語やフレーズが何度も出てくるので、覚えやすさはかなりあると思います。
「Bath Song」や「Yes Yes Vegetables Song」など、日常の場面を題材にしている動画が多くて、英語に限らず生活習慣の習得にも役立つんじゃないかという印象でした。
うちでは、お風呂の前に流すと機嫌よくバスタイムに向かえることが多かったです。
Little Baby Bum
個人的には、かなり長くお世話になったチャンネルのひとつです。
画面の色合いが柔らかくて、テンポも穏やかなので、見ているだけで落ち着きます。
赤ちゃんの目にも優しい感じがして、寝る前に見せる動画としてよく活用していました。
内容としては童謡が中心ですが、「The Wheels on the Bus」や「Five Little Monkeys」など、繰り返しの多い名曲が多くて、初めて英語にふれるときにもぴったりです。
ふと気づいたら、子どもが画面の真似をしてバスの動きをしていたりして、そういう自然な反応がうれしかったりもします。
Hey Bear Sensory
これは他のチャンネルとは少しタイプが違っていて、いわゆる“赤ちゃん向けのセンサリービデオ”というジャンルに入ると思います。
カラフルなフルーツが音楽に合わせて動く映像なんですが、これが本当に集中して見てくれるんです。
言葉が出てこないタイプの動画も多いのですが、英語の音楽バージョンがある回では、自然と耳が英語に慣れていくような気がします。
ごはんを作っている間などにちょっと見せるのにすごく便利で、家事中のお守り的存在として重宝しました。
LooLoo Kids
最初はあまり知られていなかったチャンネルですが、いつの間にかお気に入りの一つになっていました。
アニメのキャラクターが少しリアル寄りで、他のチャンネルと差別化されている感じがあります。
「Johny Johny Yes Papa」など、ちょっとクセになる歌が多くて、家族全員でなんとなく歌ってしまうという謎の中毒性があります。
英語育児というと堅く感じることもありますが、こういう“おもしろさ重視”のコンテンツもときには必要だなと実感しました。
英語動画を見るときのちょっとした工夫
動画は便利だけど、ただ流すだけではもったいない。
うちで試してよかったちょっとした工夫も紹介しておきます。
一緒に口に出してみる
見るだけじゃなくて、一緒に歌ったりセリフをまねしたりすると、英語の音が身体に染み込んでいく感じがします。
うちはよく、動画を止めて「What color is this?」と聞いてみたり、自分でも歌ってみたりしていました。
最初は反応が薄くても、続けていくうちに少しずつ返してくれるようになります。
声に出すことが楽しくなると、吸収スピードも変わってきます。
動画に出てきた言葉を日常で使ってみる
動画の中で聞いたフレーズを、普段の生活の中で使ってみると、記憶に残りやすいです。
「Let’s go outside!」とか「Time to eat!」など、シーンと結びつけることで理解も深まっていく感じがしました。
英語を英語のままインプットしていく方法って、思っているよりシンプルで、楽しいものなのかもしれません。
タイミングを決めてルーティン化する
ダラダラと見続けてしまうのを避けるためにも、「ごはん前に10分だけ」などルールを決めておくと安心です。
うちはタイマーを使って、時間がきたら「See you later!」と言って切るようにしています。
切り替えの言葉も英語にすることで、動画を見る時間そのものが英語タイムとして定着していく感じがあります。
まとめ
YouTubeは、0~3歳の英語育児において頼れる存在です。
映像と音を通して、自然な形で英語にふれられるので、英語への抵抗感がぐっと減ります。
大事なのは、親も一緒に楽しむことだと思います。
完璧にやろうとせず、ゆるく、でも続けていく。
英語育児って、そういう小さな積み重ねの先に「気づいたら話していた」があるのかもしれません。
動画はあくまでツールなので、それに頼りすぎず、日常の中で英語を取り入れていく工夫も忘れずに。
少しずつでも、楽しく続けていければ、それで十分なんじゃないかなと思っています。
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