正直なところ、自分が英語に苦手意識を持っていたからこそ、子どもの英会話教育には最初かなり不安がありました。
「発音とか大丈夫?」「何か聞かれても答えられないかも…」って、そんなモヤモヤを抱えたままスタートしたんです。
でも、試行錯誤しながら工夫を重ねていくうちに、少しずつ安心して取り組めるようになってきました。
今回は、私が実際に感じたことややってみた工夫を3つ紹介しようと思います。
英語が苦手な親でも大丈夫?子どもの英会話を成功させる3つの工夫
英語が苦手な親でも大丈夫?子どもの英会話を成功させる3つの工夫を紹介します。
英語に触れる時間を“特別な時間”にする
英語の勉強が「楽しい時間」になるだけで、子どもの姿勢がぐっと前向きになります。
うちでは最初、英語の番組やアプリを取り入れることから始めました。
最初に試したのは有名なアニメの英語版。
でも正直、最初の反応は微妙で、「何言ってるのか分からない〜」とすぐ飽きてしまって。
そこで次に選んだのが、親子で一緒に遊べる英語のリズムゲームアプリでした。
これが思った以上にハマって、少しずつ英語に触れる時間を「楽しみな時間」に変えられたんです。
私自身が英語を口にするのは少し照れがあったんですが、「一緒にやる」ことを意識すると気がラクになりました。
英語が得意じゃなくても、子どもと一緒に笑いながら発音してみるだけで空気が和らぎますし、やっぱりその時間が特別なものになるんですよね。
完璧なサポートじゃなくて“気持ち”を伝える
英語を教え込もうとするよりも、「応援してるよ」という気持ちが伝わることのほうがずっと大事だと思っています。
うちでは、英会話スクールに通うことにしたんですが、最初の頃は送り迎えだけして「任せきり」になっていました。
でもあるとき、子どもがレッスンの後に「今日ね、’I like apples!’って言えたよ!」と目を輝かせて話してくれたことがあったんです。
そのとき、ただ「へぇ、すごいね」と流すだけじゃもったいないなと思って、「それ英語でどうやって言ったの?一緒にもう一回言ってみて?」と声をかけてみたら、嬉しそうに何度も繰り返してくれて。
この経験から、たとえ自分が発音できなくても「聞いてあげること」「驚いてあげること」「一緒に楽しもうとすること」が、子どもにとっての大きなモチベーションになるって実感しました。
完璧な英語の知識よりも、「うんうん、すごいね!」って共感してあげる気持ちがあれば、英語教育はちゃんと前に進んでいくと感じています。
“英語=日常”に少しずつ近づける
特別な教材や高いレッスンを用意するよりも、普段の暮らしの中に少しずつ英語を溶け込ませていくほうが、うまくいく気がしています。
うちでは、朝のあいさつを「Good morning」にしたり、おやつを食べる前に「Let’s eat!」って声かけたり。
最初はちょっとぎこちない感じでしたけど、慣れてくるとこれが当たり前になってきて、英語が“非日常の言語”じゃなくなってきたんです。
あと、冷蔵庫に「apple」とか「milk」とか単語を書いたシールを貼ったこともあります。
こういうのって、大人から見るとちょっと子どもだましかな?と思うかもしれませんが、実はけっこう効果的でした。
「この英語なあに?」と自分から聞いてくることも増えて、「知りたい」が自然に芽生えてくるんですよね。
ちなみに、英語の本を寝る前に1ページだけ読むっていう習慣も、わりと気に入って続いています。
無理に全部訳したりせず、絵を見ながら「このページはどんな話だった?」って一緒に想像してみたり。
大人のほうがよっぽど戸惑うくらい、子どもって耳から入った言葉を吸収していくので、ゆるく続けるくらいがちょうどいいのかもしれません。
自分が苦手でも、子どもにとっては“関係ない”
実際やってみて思ったのは、「自分が英語できないから、子どもに教えられない」っていうのは思い込みだったなってことです。
むしろ、一緒に覚えていくスタンスのほうが、子どもも安心できるみたいなんですよね。
子どもって、大人の本気をよく見てると思います。
「英語の発音わかんないや〜」って苦笑いしながら一緒に調べてみるとか、「この単語、前に聞いたよね?」って少し前のことを思い出して褒めてあげるとか、そういうちょっとした積み重ねがすごく大きい気がします。
そして何より、親が楽しんでいる姿を見せることがいちばん効果的かもしれません。
「完璧じゃなくてもやってみよう」っていう姿勢が伝われば、子どもも自然とポジティブになっていくんですよね。
最初は「英会話なんてハードル高すぎる…」と思っていたんですが、いまでは英語の時間が親子の貴重なコミュニケーションになっています。
間違えても気にせず、「この時間を一緒に楽しもう」という気持ちで向き合えば、自然と成果はついてくると思います。
まとめ
「英語が苦手だから、子どもの英語教育は不安…」という気持ち、すごくよくわかります。
でも、実際にやってみると、苦手だからこそできることもたくさんあるんですよね。
完璧じゃなくても、一緒に学ぶ姿勢を持つだけで十分。
「教える」よりも「寄り添う」ことに重きを置くと、子どもは驚くほど伸びていくと感じています。
何よりも大切なのは、「子どもの英語力を伸ばさなきゃ」というプレッシャーではなく、「一緒に成長できる時間を楽しもう」という気持ちかもしれません。
これから英会話に挑戦しようとしている親御さんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
焦らず、無理せず、ちょっとずつ。
楽しみながら続けることが、いちばんの近道だと思っています。
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